福知山市地域おこし協力隊 初任者研修・3者研修を実施しました(6/19)

6月19日、福知山市地域おこし協力隊の初任者研修および3者研修を実施しました。

午前中は、新たに着任された隊員を対象にした初任者研修。午後からは、隊員・受入団体・行政の3者で、今後の活動方針をすり合わせる研修を行いました。

私自身も、かつて朝来市の地域おこし協力隊として活動していた経験があります。その経験から、協力隊の活動において大切なのは、最初から大きな成果を求めすぎることではなく、地域のことを知り、自分のことも知ってもらいながら、少しずつ信頼関係を積み重ねていくことだと感じています。

今回の初任者研修では、「着任直後に大事なのは、自分から行動することか、まず話を聞くことか」「地域の人から頼まれごとが来たとき、どのように受け止めるか」といった、正解が一つではない問いをもとに対話を進めました。

地域おこし協力隊の活動には、明確な正解がない場面が多くあります。だからこそ、自分一人で抱え込まず、地域の方や行政担当者、先輩隊員と話しながら、自分なりの判断軸を育てていくことが大切です。

今回の研修では、先輩隊員にも参加いただき、実際の活動の中で感じていることや悩みどころを率直に共有してもらいました。きれいごとだけではない、現場のリアルな声があったことで、新任隊員にとっても、これからの活動をより具体的にイメージする時間になったのではないかと思います。

午後の3者研修では、隊員・受入団体・行政の立場の違いを確認しながら、今後の活動について話し合いました。

協力隊の活動は、隊員一人の意欲や能力だけで進むものではありません。受入団体が何を期待しているのか、行政がどのように支えるのか、そして隊員自身が何を大切にしたいのか。その重なりを見つけていくことが、活動を前に進めるための土台になります。

今回は「3つの円」のワークを通じて、隊員の「やりたいこと」「できること」と、地域として「やるべきこと」を出し合いながら、具体的な活動の方向性を整理しました。

その結果、今後の活動として、地域の課題解決や活性化につながるさまざまなアイデアが共有されました。

特に印象的だったのは、すでに隊員が地域の事務作業の改善に向けて具体的に動き始めていたことです。地域の中に入り、日々の困りごとや仕組みの課題に目を向けながら、自分の得意なことを活かしていく。その姿勢は、今後の活動への期待を感じさせるものでした。

一方で、関係者が多く、今後の展開が変化しやすいテーマについては、一度決めた計画をそのまま進めるのではなく、活動計画を見える形にし、3者で定期的に確認しながら修正していくことが重要です。

研修は、何かを一方的に教える場ではなく、これからの関係性をつくり始める場でもあります。

今回の研修を通じて、隊員・受入団体・行政の間で、率直に話し合える空気が少しずつ生まれたように感じました。この日の対話が、今後の活動の土台となり、地域にとっても隊員にとっても実りある協力隊活動につながっていくことを期待しています。

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